RESEARCH

音楽と医学のリサーチ

 

セイクレッド・スケール® (神聖音階®) リサーチ

鬱、不安、痛みについて

2011年、ジュリア・マッキンレーとカーラ・ローズ・ケリーによって、音楽の健康に与える影響について、9つのソルフェジオ周波数を用いた研究が開始された。初期の研究では、ソルフェジオ周波数、セイクレッド・スケール®(神聖音階®)の音楽が鬱や不安、痛みなどの症状の軽減に役立つかどうかで、これは大変な成功を収めた。

カーラ・ローズ・ケリーとジュリア・マッキンレーは、セイクレッド・スケール®(神聖音階®)の唯一の研究者で、先駆者である。 現在進行中のプロジェクトの目的は、これら、重要な週多数についての注意を惹起し、それが鬱や不安や痛みなどの症状の緩和に効果があるかどうかを広く知らしめることである。 さらなる研究で、セイクレッド・スケール®(神聖音階®)音楽がこれらの病状の治療の選択肢としてどの程度有効か、またどのタイプの症状に最も効果が大きいかなどを検証していく。

 

セイクレッド・スケール®(神聖音階®) リサーチの結果

このリサーチではコミュニティ-からのサンプルとして抽出された120名の患者が3セッションのセイクレッド・スケール音楽療法を受けた。これら120名の内31%が何らかの精神疾患と診断された経歴のある人、65%が何らかの慢性痛を経験している人。グリーンハウスガイザー修正された分散分析を繰り返し行い、セッションを通してディプレッションのレベルの大きな変化が見られた。(p < 0.001) 基準となる平均ディプレッション値は60中10.2だったが、最後のセッションの後では平均ディプレッション値は2.5だった。これはディプレッションのまったくない状態を示している。

同じ傾向が不安症(p < 0.05)と慢性痛(p = 0.01)についても統計的に出ています。痛みの減少は平均で10ポイント中4.2ポイント、不安症は平均で99ポイント中、16ポイントとなりました。

この研究によって、このような音楽によるトリートメントには、痛み、鬱、不安症などの症状を緩和する効果があることを示している。異なる種類の痛みに対しても、この方法では同じように効果があることが観察された。(偏頭痛、筋肉痛など)。この方法では、様々な症状や障害から起こる痛みを軽減することが認められている。これが受動的な療法であることから、より広範囲に障害で苦しんでいる人に効果を与えることが可能だ。言語や、空間認識及び運動機能の問題など、今までの伝統的な音楽療法では難しかったことも可能にしている。


セイクレッド・スケール®(神聖音階®) 研究発表プレゼンテーション

セイクレッド・スケール®(神聖音階®)音楽の研究結果は下記の大学で行われた。全ての発表は好評をもって受け入れられた。

2013年7月、アメリカ、ジョージア州アテネ、ジョージア大学音楽学部、ISQRMM (Interdisciplinary Society of Quantitative Research in Medicine and Music)会議において。

2014年6月、カナダ、オンタリオ州、トロント大学音楽学部、ISQRMM (Interdisciplinary Society of Quantitative Research in Medicine and Music) 及びカナダ音楽療法協会会議において。

2015年7月、アメリカ、ペンシルベニア州、イマキュラータ大学音楽学部、音楽療法協会及びISQRMM 会議において。

2015年8月、ノルウェーオスロのオスロ大学ノルウェー音楽アカデミー、音楽療法会議。

2015年12月、イギリスAAMARホリスティックセラピー会議。

2016年9月、グローバル・サウンド会議。

2017年8月、アメリカコネティカット州コネティカット大学、ISQRMM会議。

 

セイクレッド・スケール® (神聖音階®研究出版物

2013年及び2018年、ISQRMM(医療と音楽の学際的量的研究ジャーナルで出版発表された。

 http://www.proceedings.com/42233.html